2016年11月23日水曜日

悠久の都 奈良




若草山ドライブウェイからの眺めです。
眼下に東大寺金堂(大仏殿)、後ろに小さく興福寺の五重塔が見えます。
現在の金堂は江戸時代、五重塔は鎌倉時代の再建ですが、ともに8世紀創建です。
奈良公園の紅葉は峠をすぎましたが、まだしばらくは楽しめそうです。

遠景が霞んでいたので、カメラの機能を使いこのように仕上げました。

2016年4月3日日曜日

桜色に染まる佐保川


http://stardustenglishwriting.blogspot.jp/2014/04/princess-saho-dyes-nara-city-pink.html
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佐保姫の染めゆく野辺はみどり子の袖もあらはに若菜つむらし

五行説では春は東の方角にあたるので、平城京の東の佐保山は春の象徴でした。
芽吹きの春をつかさどる女神は「佐保姫」と呼ばれ、奈良市全体を桜色に染めます。
佐保川添いは見事な桜並木に彩られます。

2016年3月24日木曜日

桜色に 我が身はふかく なりぬらん





3月27日は桜の日。日本さくらの会が1992(平成4)年に制定しました。  
3×9 (さくら) = 27 語呂合せと、七十二候のひとつ「桜始開(さくらはじめてひらく)」が重なる時期であることから名付けられました。

ゆかん人 来ん人しのべ 春がすみ  立田の山の はつ桜花 
中納言 家持   新古今和歌集



2016年3月1日火曜日

雛祭る 都はづれや 桃の月





子供達の喜ぶ顔が、なにより一番です。


君がため 祝ふ心の 深ければ ひじりの御代の 跡ならへとぞ
   貞信公 藤原忠平  後撰和歌集

2016年2月16日火曜日

地上の銀河


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「しあわせ回廊、なら瑠璃絵」, 光の回廊から外を眺めた一コマです。
冬の銀河は暗くてよく見えませんが、この地上の銀河はまばゆく瑠璃色に輝きます。
一年で最も寒いこの時期に家族、恋人、友人、旅人・・・たちが暗く寒い夜を心温かに過ごしました。
また来年が楽しみです。